竹林景観ネットワーク第3回研究集会

2008年12月13日(土)に竹林景観ネットワーク第3回研究集会をNPO法人緑と水の連絡会議と共催で開催いたします。今回も竹林景観の研究や竹林景観の活用をおこなっている様々な分野からの発表をおこないたいと考えております。

この研究集会が,竹林における研究の分野間のつながり(横のつながり)と,市民生活とのつながり(縦のつながり)を広げる格好の機会となることを期待しています。まさに,タケの地下茎ネットワークのように竹林景観のネットワークも広げていきましょう。

概 要

島根県大田市の島根中央地域職業訓練センターにおいて2008年12月13日(土)に開催いたします。

主催:竹林景観ネットワーク,NPO法人緑と水の連絡会議

2008年12月13日(土)  研究発表会


研究発表会

日時:2008年12月13日(土)13:00~16:30
場所:島根県大田市 島根中央地域職業訓練センター

【プログラム】

第1部 タケ類テングス病の蔓延とその対策
13:00-13:15 陶山大志(島根県中山間地域研究セ):竹類てんぐ巣病の発生生態とその防除
13:15-13:55 橋本佳延(兵庫県立人と自然の博物館):西日本におけるタケ類天狗巣病の蔓延による竹林衰退の現状
13:55-14:10 和久利綾子(島根県中山間地域研究セ):webGISの活用 グーグル(マップ)について
14:10-14:20 小討論
14:20-14:30 休憩

第2部 竹林景観の研究と今後の展望
14:30-15:00 堀田智洋(九工大):スギ人工林の竹林化が公益的機能に及ぼす影響―生物多様性と水土保全機能について
15:00-15:30 明石隆宏(九工大):福岡県直方市における市民参加による竹林拡大抑制と里山再生に関する研究
15:30-15:45 島田靖久(島根県中山間地域研究セ):竹の利用
15:45-16:15 鈴木重雄(立命館大)・河本大地(神戸夙川学院大):竹林景観ネットワークに課せられた課題―現場と研究者の協働による順応的な竹林景観の創造に向けて―
16:15-16:30 総合討論


翌日のイベント1

石見銀山・発「竹林の健康診断プログラム」研修会
日時:2008年12月14日(日)9:00~12:00
集合場所:大田市役所前駐車場 9:00集合
行き先:石見銀山方面
※参加無料・事前申し込みが必要


翌日のイベント2

シンポジウム「美しい森林づくり・しまね」森づくり活動の現場から
日時:2008年12月14日(日)13:00~16:00
場所:あすてらす3階研修室(JR大田市駅前)
(1)『もりふれ倶楽部の活動紹介・土壌から考えた森の健康』
(2)『清流高津川を育む森づくり』
(3)『石見銀山 世界遺産を守る森づくり』
※参加無料