竹林景観ネットワーク第22回研究集会が終了しました

竹林景観ネットワーク第22回研究集会を6月30日(土)、7月1日(日)に兵庫県淡路市の兵庫県立淡路景観園芸学校ほかで行いました。
30日の研究集会では、8件の口頭発表、7件のポスター発表があり活発な議論がなされました。

研究発表補助を獲得されたM2の相原さんに参加記を執筆頂きましたのでご紹介します。

「長い移動での疲れを少し抱えながら、自身の研究を発表する初めての竹林景観ネットワーク研究集会に臨んだ。様々な出自の方々に理解してもらえるか、はたまた竹林を専門として研究している方々に悪い評価をされないか少々不安があったが、興味を持って聞いていただいた。また、懇親会、翌日の現地見学にて多くの人と意見を交換することができた。学者と竹林の利用に日々前進している方では関心事は違うが、一人一人意欲を持って臨んでおり、自身の研究を現場にいかすために必要なことに気づいたり、多角的な角度から研究を見つめ直す貴重な機会となった。また今回の研究集会は、若手が目立つ印象を持った。竹林は生態学的に未解明な部分が多いため(例えば稈の太さがどう決まっているのかなど)、若手が開拓していける数少ない植物であるように感じる。今後も本集会をきっかけに繋がった学生同士の議論を深めつつ、現場の声も聞きながら、竹林研究に前進したいと思う。           筑波大学山岳科学学位プログラムM2 相原隆貴」

 

▲ポスター発表会場の様子

1日の現地見学会では、淡路市の杉本林業(株)を訪れて、モウソウチク伐採稈の集荷とパウダー製造、チップ化の過程を見学しました。さらに洲本市の温泉施設「ゆうゆうファイブ」で昨年から使用されている竹チップボイラーを見学しました。

▲竹の集材が行われている杉本林業の加工場。

▲竹チップボイラーで発生するクリンカ(実物)。

竹林景観ネットワーク第22回研究集会(プログラム)

第22回研究集会のプログラム等が決まりましたので、ご案内いたします。
直前のご連絡になり、申し訳ございません。

研究発表会は飛び入り可能ですので、遠慮無くご参加下さい。

竹林景観ネットワーク 第22回研究集会

日時:2018年6月30日(土)・7月1日(日)
場所:兵庫県立淡路景観園芸学校(ALPHA)/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科ほか
主催:竹林景観ネットワーク
共催:兵庫県立淡路景観園芸学校/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科

■総会

日時:2018年6月30日(土) 12:30~13:00
場所:兵庫県立淡路景観園芸学校(ALPHA)/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講義棟視聴覚室

■研究発表会

日時:2018年6月30日(土) 13:30~17:30
場所:兵庫県立淡路景観園芸学校(ALPHA)/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講義棟視聴覚室・講義室
資料費:500円(学生・院生または25歳未満の方、竹林景観ネットワーク会員、淡路島在住者は無料)

○口頭発表プログラム
13:30~13:40 藤原道郎(兵庫県立大大学院/淡路景観園芸学校):兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科/淡路景観園芸学校のキャンパスおよび竹 林の紹介
13:40~14:00 笹原千佳(京都大学大学院):ケニアの住民による自生竹利用
14:00~14:20 相原隆貴*(筑波大学山岳科学学位プログラム)・高野(竹中)宏平・尾関雅章(長野県環境保全研究所)・松井哲哉(森林総合研究所):気候変動・人口減少が進行した将来の竹林の分布予測および竹林の面積と気候の関係性
14:20~14:40 小林慧人・梅村光俊・崎谷久義:ハチクの開花・枯死・更新過程に関する基礎生態調査
14:40~15:00 小林 剛*・山口大輝・野中啓生・板倉 侑(香川大・農・環境):密度飽和に達した放棄モウソウチク林の落葉量と林内環境は2年周期で変動する
15:00~15:50 ポスター発表<講義室2>
15:50~16:10 大宮 徹(富山県農林水産総合技術センター森林研究所):タケ駆除マニュアル(森林総研関西支所発行)を活用した普及の試み
16:30~16:50 島田勇巳(有限会社紋珠 高槻バイオマス粉炭研究所):地域にある様々な未利用資源を炭化し多用途な地域カーボンシステムとして活用する
16:50~17:10 杉本龍亮(杉本林業/NPO法人淡路環境整備機構):淡路島における竹チップ製造と利用の現状
17:10~17:30 藤原道郎(兵庫県立大大学院/淡路景観園芸学校):淡路島における竹の循環型利用の現状(エクスカーション案内)

※プロジェクターとwindows PCは用意します。

○ポスター発表プログラム<講義室2>
P1 大西千里・大橋瑞江:斜面におけるモウソウチクの根の生産量
P2 山内里佳・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・山本 聡:淡路島におけるバンブーカッターによる伐採後の竹林の再生状況
P3 小田巻直矢・藤原道郎・大藪崇司・澤田佳宏・山本 聡:淡路島における竹林利用の変遷-タケ・人・イノシシの関わり-(仮題)
P4 藤原道郎:淡路島における竹林分布状況
P5 位上啓一:井手里山を守る会活動
P6 西野菊高:ビジョン委員会竹林部会活動
P7 長池奉成:竹製の紙の展示

※ポスターは、高さ144cm、幅113cmのボードを用意しております。A0サイズまでのポス ターを貼り付けられます。
※ピンはこちらで用意します。

■懇親会

日時:2018年6月30日(土)18:30~20:30
場所:えびす亭(兵庫県淡路市浜1-7)
参加費:一般 5,500円、学生 2,500円
交通:研究発表会会場からえびす亭へは送迎バスが出ます。
※淡路景観園芸学校 18:00発 → えびす亭 18:20着
  帰りは、島内の公共交通機関はありません(タクシーを除く)。

■現地見学会

淡路島における竹のチップ化および燃料利用による地産地消の状況を見学します。
日時:2018年7月1日(日)8:50~14:00
集合場所:ホテルエビス(兵庫県淡路市浜1-7)
参加費:2,700円程度 (参加人数によりこれより安くなる可能性はあります。)
見学場所:淡路市竹谷(杉本林業)竹チップ化工場、洲本市五色(ゆうゆうファイブ)竹ボイラー
解散予定:高田屋嘉兵衛公園(ゆうゆうファイブ)、(淡路IC、岩屋ポート)

竹林景観ネットワーク第22回研究集会(追加情報)

竹林景観ネットワーク第22回研究集会の懇親会の情報を更新しました。

——————————–
■懇親会
日時 6月30日(土)18:30~
場所 えびす亭 〒656-2304 兵庫県淡路市浜1-7  TEL 0799-74-5511 FAX 0799-74-2952
http://www.awaji-ebisutei.jp/
料金 料理3000円程度 + 飲み物代
交通 行きはえびす亭の送迎バスが出る予定です。
※淡路景観園芸学校 18:00発 → えびす亭 18:20着
帰りは、島内の公共交通機関はありません(タクシーを除く)。
高速バスで舞子・三宮までお戻りいただくか、お近くのホテルに宿泊ください。
(参考:ホテルエビスhttps://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/67128/67128.html)
——————————–

竹林景観ネットワーク第22回研究集会の開催について

竹林景観ネットワーク第22回研究集会

主催:竹林景観ネットワーク
共催:兵庫県立淡路景観園芸学校/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科
期日:6月30日(土)~7月1日(日)
淡路景観園芸学校のアルファガーデンは自由に見学できます
http://www.awaji.ac.jp/alphagarden/
専門職大学院,園芸療法課程,生涯学習課程と様々な学びの場(社会人等も可)があります
http://www.awaji.ac.jp/admissions

■研究発表会
日時:2018年6月30日(土)13:45~17:20
場所:兵庫県立淡路景観園芸学校(ALPHA)/兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科
講義棟(淡路市野島常盤954-2)
参加費:500円
(学生・院生または25才未満の方、竹林景観ネットワーク会員、淡路島島内在住者の方は無料)

【プログラム】
11:45~受付
12:00~17:20 総会,口頭発表,ポスター発表

■交通
http://www.awaji.ac.jp/basic-information/access/
http://www.awaji.ac.jp/basic-information/access/timetable(シャトルバス乗り場への順路)
岩屋ポートまたは淡路ICより景観園芸学校シャトルバス(無料)または淡路市あわ神あわ姫バス(有料)

・景観園芸学校シャトルバス
岩屋ポート → 淡路IC → 淡路景観園芸学校       淡路景観園芸学校 → 淡路IC → 岩屋ポート
ターミナル      (ALPHA)       (ALPHA)           ターミナル
9:20                9:25           9:35                             16:20                    16:30        16:35
11:30              11:35         11:45                           18:00                    18:10        18:15
13:10           13:15         13:25

・淡路市北部生活観光バス(あわ神あわ姫バス)の観光施設周遊回り(土日祝日のみ)
岩屋ポート → 淡路IC → 淡路景観園芸学校   淡路景観園芸学校 → 東浦バス → 岩屋ポート
ターミナル        (ALPHA)        (ALPHA)     ターミナル ターミナル
9:30      9:47      9:57                            17:27                     18:11        18:31
11:35    11:52      12:02

■懇親会(料金未定)
研究発表会終了後に、淡路市大磯周辺(ホテルあり)で参加者の親睦を図る懇親会を予定しております。(懇親会後の島内の公共交通機関の利用は難しいのでお気を付けください。舞子、三ノ宮には行けます)

■現地見学会(料金未定)
淡路島における竹のチップ化および燃料利用による地産地消の状況
日時:2018年7月1日(日)9:00~12:00(できればその後ゆうゆうファイブで各自昼食)
場所:淡路市竹谷(杉本林業)竹チップ化工場・洲本市五色(ゆうゆうファイブ)竹ボイラー
集合予定:岩屋ポート,淡路IC,大磯
解散予定:高田屋嘉兵衛公園(ゆうゆうファイブ),(淡路IC,岩屋ポート)

■申し込み方法
下記の申し込みフォームを用いて、6月14日(木)までに鈴木(駒澤大学)までメールをお送り下さい。(研究発表会の参加のみの方は、それ以降でもご参加いただけます。)

<申込フォーム>
氏名:
所属:
(会員 / 非会員 / 学生・院生以下 / 地元(淡路島内))
研究発表会: 参加 / 不参加
発表: しない / 口頭希望 / ポスター希望 / どちらでも可
懇親会: 参加 / 不参加
現地見学会: 参加 / 不参加

申込先
E-mail:suzusige_1980(アット)yahoo.co.jp

◆お問い合わせ
〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1 駒澤大学文学部地理学科 鈴木重雄
Email:suzusige_1980(アット)yahoo.co.jp

◆竹林景観ネットワークBamboo and Landscape Network (BaLaNET) とは
竹林の研究は,生態学,林学,造園学,地理学など多くの分野にわたっています。しかし,これまで,各学問分野間での交流は盛んではなく,互いに成果を共有する機会もありませんでした。こうした背景を受け,2007年12月,竹林景観ネットワーク(略称: BaLaNET)は組織されました。
当ネットワークの第1の目的は「多分野の研究者同士の交流の場」となることです。また,竹林景観の変化は,周囲に住む住民にとって,現在進行形の問題です。そうした地域の問題に真っ向から取り組んでいる市民に協力して,「持続可能な竹林景観(里山景観)の保全に研究成果を還元すること」が第2の目的です。

竹林景観ネットワーク第22回研究集会のご案内(速報)

竹林景観ネットワーク第22回研究集会について現在検討中ではありますが、場所と日程の候補をお知らせします。情報が確定しましたら改めてお知らせいたします。
——————————————————–
場所:兵庫県立淡路景観園芸学校
(JR三ノ宮駅よりバス(約40分)で淡路ICバス停 明石港より高速船(約13分)で岩屋港
そこからシャトルバスで約15分)

日程:6月2日(土)~3日(日)または6月23日(土)~24日(日)または6月30日(土)~7月1日 (日)

竹林景観ネットワーク第21回研究集会が終了しました。

16日に駒澤大学駒沢キャンパスにて研究発表会があり、6件の発表を聴講しました。竹林整備や駆除に関する話題が多く、聴講者は十数名と少なかったものの熱い議論が交わされました。

17日は千葉市若葉区古泉町でクロレートSを用いたマダケ抑制試験地を見学しました。地元の山主さんやNPO団体の方などもご参加いただき、事前の概要説明ののち、実際に現地でタケ駆除後の植生の様子を観察してもらいました。気温は低かったですが陽射しが暖かく良い見学会となりました。

ご参加いただいた皆様お疲れ様でした。