6月29日(土) 構内見学・総会・研究発表会・懇親会
6月30日(日) エクスカーション
■構内見学
日時:2019年6月29日(土)10:15~11:45(受付は、9:45開始)
場所:森林総合研究所北海道支所構内 樹木園・標本館
樹木園では、ササの見本園において、北海道で主にみられるチシマザサ、クマイザサ、ミヤコザサとこれらの交雑種について、それらの特徴や見分け方、道内における分布様式について専門家による解説をおこないます。また、標本館では、最大稈高4m90 cmのチシマザサをはじめ、道内主要樹種の材鑑など貴重な標本をご覧いただけます。
・樹木園見学の際には、草むらに入ることがあります。ハチやダニによる被害を防ぐため、極力肌の露出を避けた服装でお越しください。できれば明るい色やすべすべした素材の服装が推奨されます。
・汚れてもよい靴でお越しください。
・熱中症を防ぐため、帽子を着用する、スポーツ飲料など電解質を含む水を携行するなど、必要に応じて各自対策をお願いします。
・雨天決行を予定しています。悪天候の際は、雨具をご持参ください。
■総会
日時:2019年6月29日(土)12:00~12:30
場所:森林総合研究所北海道支所 研究本館2階大会議室
※昼食持参でお願いします。(一番近いローソンで、往復20分くらいかかります。)
■研究発表会
日時:2019年6月29日(土)13:00~17:00
場所:森林総合研究所北海道支所 研究本館2階大会議室
札幌市営地下鉄南北線澄川駅よりバス5分、西岡3条9丁目下車徒歩10分
札幌市営地下鉄東豊線月寒中央駅よりバス15分、福住3条9丁目下車徒歩10分
(札幌市豊平区羊ヶ丘7番地)
参加費:500円(学生・院生または25才未満の方は無料、竹林景観ネットワーク会員も無料)
○口頭発表プログラム
13:00~13:25 相原隆貴(筑波大学生命環境科学研究科):長野県の竹林―竹林はどこに植えられているのか、そして人がいなくなるとどうなるのか―
13:25~13:50 小林慧人(京都大学大学院農学研究科):タケ類開花情報の収集状況(第2報)
13:50~14:15 梅村光俊(森林総合研究所北海道支所):タケ・ササ類が生成する植物ケイ酸体は「土をつくる」材料になるか?
14:15~14:30 休憩
14:30~14:55 本部 星(鳥取大学大学院):モウソウチク林の「1m切り」皆伐後の衰退過程
14:55~15:20 鈴木重雄(駒澤大・文):モウソウチク、マダケ、ハチクの継続伐採に対する反応
15:20~16:00 総合討論
■懇親会
日時:2019年6月29日(土)18:30~20:30を予定
場所・参加費:札幌駅・大通・すすきの周辺を考えています。
■現地見学会
北海道大学植物園と支笏湖周辺のササ林床を見学の予定です。
2名ほど空きがございますので、先着順に申込を受け付けます。(6月18日現在)
日時:2019年6月30日(日)9:00~16:30
参加費:3,000円
コース:
9:00~11:00 北海道大学植物園(正門入口前 9:00集合)
11:30~12:45 レンタカーで支笏湖に向け移動
12:45~14:30 支笏湖ビジターセンター&周辺施設(昼食・自由見学)
15:30頃 新千歳空港
16:30頃 札幌市内大通駅周辺帰着・解散
・昼食は、支笏湖ビジターセンター周辺の飲食店で各自とっていただきます。
・雨天決行です。悪天候の場合は、雨具をご用意下さい。
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■実施報告
竹林景観ネットワーク第24回研究集会を6月29日(土)、30日(日)に北海道札幌市の森林総合研究所北海道支所ほかで行いました。
23日の研究集会は、参加者11名、5件の口頭発表、1件のポスター発表がありました。タケ・ササ類の植物ケイ酸体やハチクの開花の話題など、興味深い内容で熱い議論が交わされました。研究集会の前後で、樹木園と試験林のササの見学や標本館に収蔵されているササの標本の閲覧もさせていただきました。
夜は市内中心部で北の食の幸を楽しみました。
翌日の現地見学会では、北海道大学植物園でクマイザサ、チシマザサなど林床のササを観察し、さらに温室わきに植えられたモウソウチク(世界最北端?)前で集合写真を撮影しました。その後、車で支笏湖畔に移動し、スズササの開花地を見学しました。
ご準備いただきました森林総合研究所の梅村様、ありがとうございました。
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